エコカーカップ２０１１～夏～ [クルマ＆バイクヲタクの世界]
８／７は富士スピードウェイで開催されたエコカーカップに参加して来ました。
毎度お馴染み大仏さんにお誘い頂いたこのイベント
参戦車両はなんと
発売間もないプリウスα！しかもオリジナルエアロを纏ったモデリスタＶｅｒ！
納車１年待ちともウワサされるプリウスα。合計６０台のハイブリッドカーが集合した今回のエコカーカップでしたが、さすがに参加車両は１台だけでした。。。
クラスによっては若干の改造が許されるエコカーカップ。
イジる方向は軽量化と空力性能の向上ですね。
ん？鉄っちんっぽいデザインだけど、もしかして・・・
カーボンホイール？
レース数日前に急遽オファーを受けた今回のレース。
せっかくなので数年振りにミラーシールドなぞを購入しまして
覆面ドライバー『Ｓｔｉｇ』を演じてみるテスト（モザイク不要で編集も楽♪）
他のドライバー陣は前日に練習走行を済ませていたので、練習も兼ねて予選でタイムアタックをさせて頂きました。
予選では燃費は気にしなくて良いので、床が抜けるほどベッタリ踏むとストレートエンドでは１７０ｋｍ/ｈ近くまで出ます（もちろんミラー畳みの小細工も忘れず）。
動作ポイントの早いＡＢＳを効かせて減速し、ＥＣＯタイヤをキワキワ言わせながらターンイン。クリップ付近からスロットルを開けますが、深いロールの影響もあってトラクションコントロールが介入。（ＯＦＦに出来ないのね。。。） 苦しいドライブが続きますが、とにかく突っ込み重視のカミカゼ走法＆ターンインから出来るだけロールを一定に保ち（デリカの運転と通ずる部分アリ）、何とか２分４４秒２９４で６０台中３５位に入ることが出来ました♪（プリウスコーナーの立ち上がりで若干オーバーランしたのは秘密。。）
ゲート横のスタンドで給油したら、オフィシャルに給油口を封印され
ここから燃費競争の始まり。
予選で貯めた電力を使い、ソロリソロリとパドックへ戻ります。量産ハイブリッド車として初めてリチウムイオンバッテリーを積んだプリウスα。車重の関係もあってプリウスセダンと比べると不利な様子ですが、何とか一度もエンジンを始動させる事なくパドックへたどり着きました。
スタート前。グリッドにマシンを並べて記念撮影。
シグナルに明かりが点り、２時間耐久レースのスタートです。
ただ速く走れば良いというワケではないのが、エコカーカップの面白いところ。レース順位・燃費（燃料消費量）順位で加点され、様々な要素で減点されて最終的な総合順位が決まります。
独特なのは１周３分１５秒以上というラップタイム規制。これ以下のタイムで走行すると１周毎に減点されてしまいますが、さらに面白いのが１台につき２ラップに限り、規定タイム以下で走っても減点されないというルール。 最初のうちにアタックラップを使い、集団から離れて淡々と自分のペースを守る・終盤にアタックして一気にレース順位を上げる・アタックで無駄な燃料を使わずにとにかく一定のペースを守る等、様々な作戦が使えます。
また、２時間以内に３回のピットストップ規定があるのも勝負のポイント。最初の３周で毎周ピットインして規定を使いきり、集団から大きく遅れたトコで自分のペースを守っていたチームには目からウロコな思いでした。
そして、とにかくレース順位を捨てて燃費走行に徹することが出来ないのも面白いところ。２時間で３１ラップ以下だと、不足周回数に応じて減点されてしまいます。
そんな考え抜かれたルールの中、順調に周回を重ねるモデリスタ号。
スタートから約３０分後、ワタシの順番が回って来ました。
３分１５秒規制のおかげで、レーシングスピードで走ってるクルマは皆無。アウトラップはガンガン踏んでロスを減らしますが、２ラップ目からは３分２０秒近辺を狙ってＥＣＯドライブ。これがまた、非常に独特なテクニックを要求されるですよ。結構抑えて走ったつもりでも最終コーナーを立ち上がるとまだ２分４５秒とかで、コントロールラインまでストップウォッチとにらめっこ。一定速度で走ろうと思っても、重心の高いプリウスαは他車と動きが異なり、どうしても加減速が増えてしまいます・・・。
登りで踏むとみるみる悪化する平均燃費計。コーナリングスピードを確保しようと前走車をパスすると、今度はラップタイム規制の壁に当たる・・・。難しいねぇ。。。
試行錯誤しながら７ラップを走り、５人のドライバーで無事に走り切った２時間耐久レース。
ゴール後に全車もう一度スタンドへ行き
オフィシャルに給油量を計測されて競技終了です。
レース順位のトップは
ブッチギリで予選トップだったレクサスＬＳ６００ｈ！決勝も速かった！（ちなみに給油結果はブッチギリの最下位でした。。。）
気になる我々チームの結果は・・・
レース結果・・・４０位（トップから２週遅れ。。。）
給油結果 ・・・５２位（１４．８５Ｌ。。。）
んで総合順位（減点はありませんでした♪）
５７位・・・。
初戦・重いプリウスα等、不利な条件ではあったけど、やっぱり悔しい！
絶対また挑戦してやろうと思いながら参加した表彰式。
クラス別のトロフィーも準備されていまして、なんと！
クラス優勝してしまいましたっ！（プリウスαクラス：出走１台・完走１台）
そんなこんなで、終わってみれば非常に楽しかったエコカーカップ２０１１夏。また機会があったら、是非ご一緒させて頂きたいです♪
皆さんありがとねー( ´ ▽ ` )ノ
毎度お馴染み大仏さんにお誘い頂いたこのイベント
参戦車両はなんと
発売間もないプリウスα！しかもオリジナルエアロを纏ったモデリスタＶｅｒ！
納車１年待ちともウワサされるプリウスα。合計６０台のハイブリッドカーが集合した今回のエコカーカップでしたが、さすがに参加車両は１台だけでした。。。
クラスによっては若干の改造が許されるエコカーカップ。
イジる方向は軽量化と空力性能の向上ですね。
ん？鉄っちんっぽいデザインだけど、もしかして・・・
カーボンホイール？
レース数日前に急遽オファーを受けた今回のレース。
せっかくなので数年振りにミラーシールドなぞを購入しまして
覆面ドライバー『Ｓｔｉｇ』を演じてみるテスト（モザイク不要で編集も楽♪）
他のドライバー陣は前日に練習走行を済ませていたので、練習も兼ねて予選でタイムアタックをさせて頂きました。
予選では燃費は気にしなくて良いので、床が抜けるほどベッタリ踏むとストレートエンドでは１７０ｋｍ/ｈ近くまで出ます（もちろんミラー畳みの小細工も忘れず）。
動作ポイントの早いＡＢＳを効かせて減速し、ＥＣＯタイヤをキワキワ言わせながらターンイン。クリップ付近からスロットルを開けますが、深いロールの影響もあってトラクションコントロールが介入。（ＯＦＦに出来ないのね。。。） 苦しいドライブが続きますが、とにかく突っ込み重視のカミカゼ走法＆ターンインから出来るだけロールを一定に保ち（デリカの運転と通ずる部分アリ）、何とか２分４４秒２９４で６０台中３５位に入ることが出来ました♪（プリウスコーナーの立ち上がりで若干オーバーランしたのは秘密。。）
ゲート横のスタンドで給油したら、オフィシャルに給油口を封印され
ここから燃費競争の始まり。
予選で貯めた電力を使い、ソロリソロリとパドックへ戻ります。量産ハイブリッド車として初めてリチウムイオンバッテリーを積んだプリウスα。車重の関係もあってプリウスセダンと比べると不利な様子ですが、何とか一度もエンジンを始動させる事なくパドックへたどり着きました。
スタート前。グリッドにマシンを並べて記念撮影。
シグナルに明かりが点り、２時間耐久レースのスタートです。
ただ速く走れば良いというワケではないのが、エコカーカップの面白いところ。レース順位・燃費（燃料消費量）順位で加点され、様々な要素で減点されて最終的な総合順位が決まります。
独特なのは１周３分１５秒以上というラップタイム規制。これ以下のタイムで走行すると１周毎に減点されてしまいますが、さらに面白いのが１台につき２ラップに限り、規定タイム以下で走っても減点されないというルール。 最初のうちにアタックラップを使い、集団から離れて淡々と自分のペースを守る・終盤にアタックして一気にレース順位を上げる・アタックで無駄な燃料を使わずにとにかく一定のペースを守る等、様々な作戦が使えます。
また、２時間以内に３回のピットストップ規定があるのも勝負のポイント。最初の３周で毎周ピットインして規定を使いきり、集団から大きく遅れたトコで自分のペースを守っていたチームには目からウロコな思いでした。
そして、とにかくレース順位を捨てて燃費走行に徹することが出来ないのも面白いところ。２時間で３１ラップ以下だと、不足周回数に応じて減点されてしまいます。
そんな考え抜かれたルールの中、順調に周回を重ねるモデリスタ号。
スタートから約３０分後、ワタシの順番が回って来ました。
３分１５秒規制のおかげで、レーシングスピードで走ってるクルマは皆無。アウトラップはガンガン踏んでロスを減らしますが、２ラップ目からは３分２０秒近辺を狙ってＥＣＯドライブ。これがまた、非常に独特なテクニックを要求されるですよ。結構抑えて走ったつもりでも最終コーナーを立ち上がるとまだ２分４５秒とかで、コントロールラインまでストップウォッチとにらめっこ。一定速度で走ろうと思っても、重心の高いプリウスαは他車と動きが異なり、どうしても加減速が増えてしまいます・・・。
登りで踏むとみるみる悪化する平均燃費計。コーナリングスピードを確保しようと前走車をパスすると、今度はラップタイム規制の壁に当たる・・・。難しいねぇ。。。
試行錯誤しながら７ラップを走り、５人のドライバーで無事に走り切った２時間耐久レース。
ゴール後に全車もう一度スタンドへ行き
オフィシャルに給油量を計測されて競技終了です。
レース順位のトップは
ブッチギリで予選トップだったレクサスＬＳ６００ｈ！決勝も速かった！（ちなみに給油結果はブッチギリの最下位でした。。。）
気になる我々チームの結果は・・・
レース結果・・・４０位（トップから２週遅れ。。。）
給油結果 ・・・５２位（１４．８５Ｌ。。。）
んで総合順位（減点はありませんでした♪）
５７位・・・。
初戦・重いプリウスα等、不利な条件ではあったけど、やっぱり悔しい！
絶対また挑戦してやろうと思いながら参加した表彰式。
クラス別のトロフィーも準備されていまして、なんと！
クラス優勝してしまいましたっ！（プリウスαクラス：出走１台・完走１台）
そんなこんなで、終わってみれば非常に楽しかったエコカーカップ２０１１夏。また機会があったら、是非ご一緒させて頂きたいです♪
皆さんありがとねー( ´ ▽ ` )ノ
Stigって！！爆
番組のパターン的に言うと「日本に住んでるいとこ」くらいでしょうか。笑
こんなイベントもあるんですねぇ。クラス優勝おめでとうございます。
ハイブリッドの・・・エコカーの世界も奥が深いというかなんというか。
プリウスのオーナーさんでも燃費の向上に情熱を燃やしてる方がいらっしゃるとは聞いてましたけど、そういう匂いがしますねー。笑
＞デリカの運転と通ずる部分アリ
ミニバンの運転ってやっぱりそうなるものなんですかね。
ロール一定舵角一定。みたいな。
by ま。 (2011-08-15 09:20)
☆ま。さん
『助っ人ドライバーやってくんね？』というオファーを受けた瞬間、Ｓｔｉｇになる気満々でした♪
普段レースとは全く縁が無さそうな人も多くて面白かったです。タイム規制もあって、レコードライン以外を走ってるクルマもいっぱい居たし（笑）
＞ロール一定舵角一定。みたいな。
まさにその通り！進入で角度を決めたら、立ち上がりまでそのままキープでした！
by Ｃａｍｅｌ (2011-08-19 21:00)