RVFのスイッチ周辺イジり [NC35]
新年明けましておめでとうございます!
公私共にバタバタと忙しく、日々の情報発信がすっかりTwitter任せになってしまっている当ブログですが、今年もよろしくお願い致します。
2014年1発目のネタは、購入したきり情報の途絶えているRVF。
荷物満載で伊豆へキャンプツーリングに行ったり
ツインリンクもてぎで開催されたHonda Owner's Day 2013に参加したり
2ダボ乗りのフォロワーさんと一緒に♪
妻のCBR250RRと共にあちこちに出没をしております。
元VFR400R(NC30)オーナーとして、後継モデルであるRVFの性能にも外観にも概ね満足はしているのですが、唯一何となく気に食わないのがこの部分。
RVFって、ヘッドライトが常時点灯なのよね。。。
別にライトが消せようが点きっぱなしだろうが大した問題ではないのですが、何となく常時点灯って好きじゃないのよね。(←バッテリー上がりを頻発させた過去からバイクの発電能力をイマイチ信用していないんだけど、実は単に放置時間が長いのが原因だと薄々は感づいております。はい。)
ずっと『常時点灯を消す=車検に通らない!』という思い込みがあったのですが、以前RVF乗りの友人がライトスイッチを装着していたのを思い出し、久しぶりに保安基準を紐解いてみるテスト。
道路運送車両法保安基準32条(前照灯等)で
『二輪自動車及び側車付二輪自動車に備える走行用前照灯及びすれ違い用前照灯は、前各項の規定によるほか、原動機が作動している場合に常にいずれかが点灯している構造でなければならない。』
と規定されているため、現在はバイクのヘッドライトは常時点灯させることが必要です。
ただし、これには除外規定があり
道路運送車両の保安基準第2章及び第3章の規則の適用関係の整理のため必要な事項を定める告示第29条(前照灯等)の2(長い・・・)にて
『平成10年3月31日以前に製作された二輪自動車及び側車付二輪自動車(輸入された自動車以外の自動車であって平成9年10月1日以降に指定を受けた型式指定自動車及び認定を受けた型式認定自動車)を除く。』
とあります。
要するに
『エンジンが掛かってる間はヘッドライトが常時点灯してなきゃダメ。でも、平成10年(1998年) 3月31日までに生産されたバイクは勘弁してやるぜよ♪』
ってことですね。
なーんだ。NSRもCBRも93年モデル辺りからみんな常時点灯だったけど、法規制の前に自主規制としてライトスイッチを無くしてただけなのね。95年式のワタシのRVFはライトスイッチが付いてても全然問題ないんじゃん。
長年の疑問が晴れたので、早速ライトスイッチを入手しようと思いましたが、1994年以前にしか使われてなかった純正スイッチは、もう入手困難な状態(涙)。。。
とりあえずモンキー等用のデイトナ製集合スイッチ(左)を入手。
これに差替えたら、案外すんなりスイッチが付いちゃうんじゃ?と思ったのですが・・・
世の中、そう甘くはありませんでした。
ブツブツ言いながら配線図とにらめっこしてたので、途中の写真がまるで無いのですが
要点は
・ヘッドライトの電源線を切断し、間にスイッチを割り込ませる。
・フロントのウインカーポジションを残すべく、スイッチの下半分はRVF純正を使う。
・メーターとテールランプには、バイパス線を作ってイルミ信号を供給。
ってなトコロでしょうか。
結構面倒な作業でしたが
無事にポジション点灯♪
しばらくこの仕様に満足して乗っていたのですが、Twitter仲間の皆さんと10台で銚子へマスツーに行った時、最近のバイクはみんなハザードが装着されているのを羨ましく思いました。
後続車を待つ時とか、やっぱりハザードがあった方がスマートよねぇ。
というワケで、今度は集合スイッチ(右)とハザード対応ウインカーリレーを入手し、ハザード機能を追加することに。(ノーマルスイッチのコネクターが欲しかったので、ボロいノーマルスイッチもオークションでGET)
今度こそサクサクと作業が出来ると思いきや、ライト常時点灯が前提のRVFのセルスイッチって、クランキング中はヘッドライトへの電源を断つ便利機能が追加されてるのね。
どーせクランキング中にはライト消すから大丈夫なんだけど、ノーマルの機能を失うのも悔しいので、またも配線図とにらめっこしながら頑張りました。
後はウインカーリレーを交換するだけ!・・・のハズが、このリレーが全然動いてくれない・・・。端子配列を変えたり色々悩んだのですが、どーにも仕組みが理解出来ず、フト手持ちのホーネットの配線図を眺めていたら、、、ハザードが標準なバイクの回路って、非常に簡単な構成であることが判明。。。
エーモン製の整流ダイオードを2個使ったら、簡単にハザードが出来ました。
赤い回路がハザード用に追加した部分ね。
バラしたついでに塗装が剥げたトップブリッジを塗り直したり
キーシリンダー部分の文字を復活させて新車の気分を味わったり
結局2ダボも同じ作業をすることになり、妻にサンダー持たせて剥離作業をさせちゃった。
RAMマウントとUSBソケットを付けて
携帯をナビとして使えるようにしてみたり
ライトハウジングの中を掃除したり、LOビームへの電源線をリレーで強化したり(全然明るくなった!)しつつ、ラストの作業は快適装備の追加。
若い頃に比べると血流が低下しているのか、昔と比べると寒さへの耐性が下がってる気がするアラフォーの冬。(RVFはエンジン熱で下半身が暖かいから助かるけどね)
末端を温めると効きそうなので、グリップヒーターを装着することにしました。
選んだのは、ホンダのスポーツグリップヒーター。
スイッチがスマートだし、グリップの太さがノーマルとほとんど変わらないから違和感無く乗れそうだし、何より電圧監視をしてて、ヤバそうになると自分で電源を切ってバッテリーを保護してくれるのが決め手でした。(←やっぱり電力貧乏性)
グリップ本体とコントロールユニットが入った本体キットと、車種別のアタッチメントキットの2部品構成のスポーツグリップヒーターですが、どーせ他車種への流用だし、セットで安く販売されてたCB1300用を手に入れました。
快適装備ですから、もちろん
ボーナスをつぎ込み、夫婦で2セット入手しましたよ。。。
隙間にパーツクリーナーを吹き込み、左側グリップを交換したら
右側はスロットルホルダーを分解し、ごっそり交換。
CB1300用の取付キットはテールランプから電源供給する仕様になっていましたが、コネクターを切り飛ばして別部分からIGN信号に接続。(0.5sq程度の細いハーネスだったので、負荷に関してそんなに神経質にならなくても大丈夫そう。)
そんなこんなで2台ともグリップヒーター装着完了!
軽く試乗してみましたが、3段階の弱でも熱いぐらい・・・。
高速走行等では強い味方になってくれそうです。
路面凍結に注意すれば、冬はバイクにとって案外快適な季節。ばっちり防寒して走り回りたいと思います♪
公私共にバタバタと忙しく、日々の情報発信がすっかりTwitter任せになってしまっている当ブログですが、今年もよろしくお願い致します。
2014年1発目のネタは、購入したきり情報の途絶えているRVF。
荷物満載で伊豆へキャンプツーリングに行ったり
ツインリンクもてぎで開催されたHonda Owner's Day 2013に参加したり
2ダボ乗りのフォロワーさんと一緒に♪
妻のCBR250RRと共にあちこちに出没をしております。
元VFR400R(NC30)オーナーとして、後継モデルであるRVFの性能にも外観にも概ね満足はしているのですが、唯一何となく気に食わないのがこの部分。
RVFって、ヘッドライトが常時点灯なのよね。。。
別にライトが消せようが点きっぱなしだろうが大した問題ではないのですが、何となく常時点灯って好きじゃないのよね。(←バッテリー上がりを頻発させた過去からバイクの発電能力をイマイチ信用していないんだけど、実は単に放置時間が長いのが原因だと薄々は感づいております。はい。)
ずっと『常時点灯を消す=車検に通らない!』という思い込みがあったのですが、以前RVF乗りの友人がライトスイッチを装着していたのを思い出し、久しぶりに保安基準を紐解いてみるテスト。
道路運送車両法保安基準32条(前照灯等)で
『二輪自動車及び側車付二輪自動車に備える走行用前照灯及びすれ違い用前照灯は、前各項の規定によるほか、原動機が作動している場合に常にいずれかが点灯している構造でなければならない。』
と規定されているため、現在はバイクのヘッドライトは常時点灯させることが必要です。
ただし、これには除外規定があり
道路運送車両の保安基準第2章及び第3章の規則の適用関係の整理のため必要な事項を定める告示第29条(前照灯等)の2(長い・・・)にて
『平成10年3月31日以前に製作された二輪自動車及び側車付二輪自動車(輸入された自動車以外の自動車であって平成9年10月1日以降に指定を受けた型式指定自動車及び認定を受けた型式認定自動車)を除く。』
とあります。
要するに
『エンジンが掛かってる間はヘッドライトが常時点灯してなきゃダメ。でも、平成10年(1998年) 3月31日までに生産されたバイクは勘弁してやるぜよ♪』
ってことですね。
なーんだ。NSRもCBRも93年モデル辺りからみんな常時点灯だったけど、法規制の前に自主規制としてライトスイッチを無くしてただけなのね。95年式のワタシのRVFはライトスイッチが付いてても全然問題ないんじゃん。
長年の疑問が晴れたので、早速ライトスイッチを入手しようと思いましたが、1994年以前にしか使われてなかった純正スイッチは、もう入手困難な状態(涙)。。。
とりあえずモンキー等用のデイトナ製集合スイッチ(左)を入手。
これに差替えたら、案外すんなりスイッチが付いちゃうんじゃ?と思ったのですが・・・
世の中、そう甘くはありませんでした。
ブツブツ言いながら配線図とにらめっこしてたので、途中の写真がまるで無いのですが
要点は
・ヘッドライトの電源線を切断し、間にスイッチを割り込ませる。
・フロントのウインカーポジションを残すべく、スイッチの下半分はRVF純正を使う。
・メーターとテールランプには、バイパス線を作ってイルミ信号を供給。
ってなトコロでしょうか。
結構面倒な作業でしたが
無事にポジション点灯♪
しばらくこの仕様に満足して乗っていたのですが、Twitter仲間の皆さんと10台で銚子へマスツーに行った時、最近のバイクはみんなハザードが装着されているのを羨ましく思いました。
後続車を待つ時とか、やっぱりハザードがあった方がスマートよねぇ。
というワケで、今度は集合スイッチ(右)とハザード対応ウインカーリレーを入手し、ハザード機能を追加することに。(ノーマルスイッチのコネクターが欲しかったので、ボロいノーマルスイッチもオークションでGET)
今度こそサクサクと作業が出来ると思いきや、ライト常時点灯が前提のRVFのセルスイッチって、クランキング中はヘッドライトへの電源を断つ便利機能が追加されてるのね。
どーせクランキング中にはライト消すから大丈夫なんだけど、ノーマルの機能を失うのも悔しいので、またも配線図とにらめっこしながら頑張りました。
後はウインカーリレーを交換するだけ!・・・のハズが、このリレーが全然動いてくれない・・・。端子配列を変えたり色々悩んだのですが、どーにも仕組みが理解出来ず、フト手持ちのホーネットの配線図を眺めていたら、、、ハザードが標準なバイクの回路って、非常に簡単な構成であることが判明。。。
エーモン製の整流ダイオードを2個使ったら、簡単にハザードが出来ました。
赤い回路がハザード用に追加した部分ね。
バラしたついでに塗装が剥げたトップブリッジを塗り直したり
キーシリンダー部分の文字を復活させて新車の気分を味わったり
結局2ダボも同じ作業をすることになり、妻にサンダー持たせて剥離作業をさせちゃった。
RAMマウントとUSBソケットを付けて
携帯をナビとして使えるようにしてみたり
ライトハウジングの中を掃除したり、LOビームへの電源線をリレーで強化したり(全然明るくなった!)しつつ、ラストの作業は快適装備の追加。
若い頃に比べると血流が低下しているのか、昔と比べると寒さへの耐性が下がってる気がするアラフォーの冬。(RVFはエンジン熱で下半身が暖かいから助かるけどね)
末端を温めると効きそうなので、グリップヒーターを装着することにしました。
選んだのは、ホンダのスポーツグリップヒーター。
スイッチがスマートだし、グリップの太さがノーマルとほとんど変わらないから違和感無く乗れそうだし、何より電圧監視をしてて、ヤバそうになると自分で電源を切ってバッテリーを保護してくれるのが決め手でした。(←やっぱり電力貧乏性)
グリップ本体とコントロールユニットが入った本体キットと、車種別のアタッチメントキットの2部品構成のスポーツグリップヒーターですが、どーせ他車種への流用だし、セットで安く販売されてたCB1300用を手に入れました。
快適装備ですから、もちろん
ボーナスをつぎ込み、夫婦で2セット入手しましたよ。。。
隙間にパーツクリーナーを吹き込み、左側グリップを交換したら
右側はスロットルホルダーを分解し、ごっそり交換。
CB1300用の取付キットはテールランプから電源供給する仕様になっていましたが、コネクターを切り飛ばして別部分からIGN信号に接続。(0.5sq程度の細いハーネスだったので、負荷に関してそんなに神経質にならなくても大丈夫そう。)
そんなこんなで2台ともグリップヒーター装着完了!
軽く試乗してみましたが、3段階の弱でも熱いぐらい・・・。
高速走行等では強い味方になってくれそうです。
路面凍結に注意すれば、冬はバイクにとって案外快適な季節。ばっちり防寒して走り回りたいと思います♪
新年早々、興味深い話題です!
…ウチの愛車は2000年の車両なのでスイッチON/OFFは不可ですが、
国内モデルのハザード&パッシングスイッチを移植できないかと
思案しております。
そしてグリップヒーター…純正品も汎用で使えるんですね。(汗)
いや、車種専用の特殊な作りなのかと思ったので、デイトナ製の
グリップヒーターを採用したのが数年前…。(笑)
どうも何処かで断線があるらしく、『弱』で使うと片方だけ極端に
弱くなるので、次もし付け替えるとしたら純正も候補に加えて
みようと思います♪
by TS (2014-01-07 20:01)
☆TSさん
最近のバイクだとあまり気にならないのですが、RVFの配線図を見てると、所々にVFRの名残みたいな雰囲気が感じられて、どーも常時点灯を躊躇しちゃいました。間違いなく常時点灯状態を前提に設計&テストは行われているんですが・・・(汗)
ハザード&パッシングスイッチの移植となると、どちらも左側にスイッチが装着されていた頃の部品を流用するのが良さそうですね。パッと思い浮かぶのは、MC28の最終型NSRがそんなスイッチを使っていたハズです。
グリップヒーター本体は全車種同じ部品が設定されているようです。ホンダ車への流用であれば、比較的簡単にイケると思いますが、スロットルワイヤーの向きが違うとハーネスが出る方向が変になっちゃうので、念のため確認された方が良いかと思います。。
by Camel (2014-01-08 00:55)
こんにちは 久々に拝見しましたが
相変わらずやってますね
神戸ではコーナンが港の観光地の前にあり
2時間は観光も楽しめます
ぜひ西にお越しのせつはおよりください
明石出身の元開発部長さんと 最近神戸であそんでいます
by 館長 (2014-03-01 09:47)